秋の花粉症状でお悩みの方が増えてきています!
気温が高い日が続いていましたが、今週から秋らしい気温になってきましたね
10月に入り、秋の花粉症状でお悩みの患者様も増えてきました(>_<)
そこで今回は、「秋の花粉症」についてご紹介致します。
🌰秋の花粉の種類は?いつまで続く?
・キク科(ブタクサやヨモギ) ➔ 9~11月
・イネ科(カモガヤ、ススキ) ➔ 9~11月
・アサ科(カナムグラ) ➔ 9~11月中旬
・スギ科 ➔ 9~11月
✎空き地など、身近に繁殖する雑草が主です❢
🌰秋はハウスダストも増える!?
ダニは気温が上がる6~8月に繁殖しますが、9月下旬~10月にかけて気温が下がり死骸が増え、フンが蓄積されます。
それによってハウスダストによるアレルギー性鼻炎でお悩みの方が増えてしまうのです😩
🌟当院はアレルギー疾患も診療可能ですので、点鼻薬の処方もできます✧˖°
お悩みの方はご相談くださいね(*^-^*)
🌰食べ物にも注意!?
花粉に含まれるたんぱく質と似たようなアレルゲンをもつ食べ物を食べると、口腔アレルギー症状を引き起こす可能性があります。
口周りに痒みが出たり、口の中が腫れたり痛みを感じます。
ひどい場合はアナフィラキシーショックを引き起こすため、注意が必要です。
🌰風邪と花粉症の症状の見分けは?
☑高熱・激しいのどの痛み・粘り気のある鼻水、いずれの症状もない
且つ、
☑目の痒みがある
☑連続したくしゃみが出る
☑水のような透明な鼻水が出る
(久光製薬より抜粋)
当てはまる方は花粉症の可能性があります🌼
🌟花粉症かどうか、アレルギー検査をすることも可能です。
症状でお悩みの方は、ぜひご相談にお越しくださいね😄
爪周りの炎症(爪囲炎)について
こんにちは♪
少しずつ気温が下がり過ごしやすくなってきましたね。
本日は爪周りの炎症、「爪囲炎」についてご紹介致します。
【爪囲炎とは?】
爪の周りの皮膚が炎症を起こし、赤く腫れた状態を爪囲炎(そういえん)と言います。
手足のささくれや深爪などの小さな傷口から細菌が入り込み化膿する事で起こります。
巻き爪を繰り返すことで炎症を起こす事場合もあります。
【症状】
爪の周囲が赤く腫れて痛みが出ます。
炎症が進むと膿が溜まったり、関節が腫れて曲げにくくなる場合もあります。
【治療】
症状に合わせて塗り薬や飲み薬を処方します。
痛みが強い場合には痛み止めを処方します。
また膿が溜まっている場合には膿を出す処置をします。
悪化すると腫れや痛みが強く、完治するまで時間がかかってしまいます(>_<)
悪化する前に、早めに受診しましょう❢
粉瘤(アテローム)について
粉瘤とは?
粉瘤とはアテロームとも呼ばれ、皮膚の下に袋状の構造物ができます。
本来皮膚から剥がれ落ちるはずの垢や皮脂などの老廃物が袋の中に溜まることによってできる、良性の腫瘍です。
初めは非常に小さいため、自覚される方はほとんどいません。
しかし溜まった垢や皮脂は自然に袋の外には出られず、どんどん溜まっていきます。
その為、時間と共に少しずつ大きくなっていきます。
できやすい部位
身体のどこにでもできます。
耳の後ろや脇の下、鼠径部や背中などにできやすい傾向があります。
症状
普段は痛みなどの症状はありません。
しかし、細菌が侵入して化膿する場合があります。
これを炎症(化膿)性粉瘤と呼び、患部は赤く腫れ、痛みを伴います。
治療
‣ 軽い炎症の場合は抗生物質を内服します。
‣ 強い炎症を伴う場合は、皮膚を小さく切開し(局所麻酔を使用)膿を外へ出します。
症状に合わせて飲み薬や塗り薬による治療を行います。
特に赤みや痛みは無い場合は、外科的に袋を切除する場合もございます。
粉瘤は良性腫瘍なので、必ず手術をしなければいけないということではありません。
しかしどんどん大きくなったり、部位によっては切除をおすすめすることもあります。
気になる症状がある方はお早めにご相談くださいね(*^-^*)
2019/08/19二の腕のブツブツが気になっていませんか?
こんにちは(^-^)
連日雨でジメジメの日が続いていますね☔
半袖になる季節になり、二の腕のブツブツが気になることはありませんか?
今回は「毛孔性苔癬(もうこうせいたいせん)」についてご紹介したいと思います。
🌷毛孔性苔癬とは?
毛穴に一致して、赤く小さな盛り上がりが生じる状態を指します。
かゆみや痛みなどはありませんが、見た目に鳥肌の様な変化をきたします。
他人に感染する事はありません。
🌷原因
肌の乾燥、ターンオーバー異常、過剰な皮脂分泌が原因と言われています。
遺伝が関与しているともいわれ、家族内で発症していることが多いです。
特に目立つのは思春期から20歳代で、30歳代以降になると自然に落ち着くこともあります。
🌷治療
皮膚を柔らかくする外用薬や保湿剤を使用し、症状を緩和させます。
🌷日常生活の注意点
・ゴシゴシこすったり、爪で引っ掻いたりして傷つけないようにしましょう。
➔ 感染を起こしたり、色素沈着を引き起こす原因となります。
・紫外線に当たると更に目立ちやすくなるため、紫外線対策を行いましょう。
🌟半袖の時期になり症状が気になる方は、お早めに皮膚科へご相談ください(*^^*)
2019/07/16
グリーンネイルについて
こんにちは☀
夏に差し掛かり、サンダル👡を履く機会が増えてきましたね♬
そのため、グリーンネイルでお悩みの患者様が増えてまいりました。
そこで本日は「グリーンネイル」についてご紹介致します📝
☆グリーンネイルとは
緑膿菌(りょくのうきん)と呼ばれる、私たちの皮膚などの至る所に存在する常在菌によって手や足の爪が緑色に変色してしまうことをグリーンネイルといいます。
かゆみや痛みなどの自覚症状はほぼありません。
☆原因
緑膿菌は湿った所を好み、ネイルなどをされる方に多くみられます。
ネイルと自身の爪のわずかな隙間に水などが入り込み、菌が増殖することで症状が現れます。
はがれかけた自身の爪と皮膚の間で菌が繁殖する場合もあります。
☆治療法
症状が落ち着くまでネイルを控えていただき、徐々に下から生える新しい爪に患部が押し出されることによって治癒します。
場合によっては抗菌薬の塗り薬で治療します。
☆気を付けたい事
・極力爪を乾燥させた状態にさせ、清潔さを保ちましょう。
・ネイルと爪の間に隙間などを見つけたらすぐに補修するなどの対策をとりましょう。
・定期的にネイルをお休みする期間を設ける事も大切です。
🌟ネイルをより楽しむ為にも、爪の変色に気付いたら放っておかずに、早めの受診をお勧め致します(*^^*)
2019/07/08クラゲに刺されたとき
7月に入り、各地で海開きが始まってきましたね🍉
そこで気を付けたいのが「クラゲ刺され」です。
クラゲは触手に刺胞と呼ばれるカプセル状の毒を持っています。
人がその触手に触れると、触れた部位に発赤や腫れ、痛みが生じます。
刺された後は3〜4分で毒が広がるため、その前に早急な対策を取らなければなりません。
【主な症状】
クラゲに刺されたときに激しい痛みが走ります。
また、刺された部分がひどく腫れたり、線状に並んだじんましんに似たような発疹が現れたりします。
放置しておくと、潰瘍になることもあるので注意が必要です。
まれに、重症化すると嘔吐や呼吸困難などを起こす場合もあり、最悪の場合はショック状態に陥ることもあります。
クラゲによって症状が異なりますので、刺されたらすぐにライフセーバーの方へ確認してみましょう❢
📝一般的な応急処置についてご紹介します。
⓵触手の除去:手袋やタオルなどを使用しクラゲの触手を取り除きましょう。
素手の場合、取ろうとした指にも毒素が広がる可能性があります。
⓶海水で洗う:真水で洗うと皮膚についたクラゲの細胞から毒針が発射されやすくなります。
⓷氷や水で冷やす:一時的に炎症を抑えます。
⓸近くのライフセーバーの詰所や、皮膚科を受診しましょう。
📝アフィラキシーショックについて。
ハチ刺されと同様、クラゲの場合も2度目に刺されると急激なアレルギー反応を引き起こすことがあります。
生命維持に関わるため、1度刺されたことのある方は特に注意が必要です❢
🐝ハチ刺されについてご興味のある方は、こちらをご覧下さい(^^♪
【治療】
症状に合わせて、抗炎症薬や抗ヒスタミン薬の塗り薬や飲み薬を処方します。
痛みがある場合は鎮痛薬も処方します。
放置すると跡が残ってしまうことがあります😩
🌟もしクラゲに刺されてしまったら、早めの治療を開始しましょうね(*^^*)
2019/07/01水痘(水ぼうそう)について
こんにちは!
今回は、お子さまに多く発症する「水痘」についてご紹介致します。
★水痘(みずぼうそう)とは?
水痘・帯状疱疹ウイルス(VZV)に初めて感染し発症したものを「水痘(みずぼうそう)」といいます。
一度感染すると症状が治ったあともウイルスは体内で生き続けるため、体の免疫力が落ちたときに帯状疱疹として発症します。
(帯状疱疹についての記事はこちらをご覧下さい。)
★感染経路は?
空気感染・飛沫感染 → 咳やくしゃみに含まれるウイルスを吸い込む。
接触感染 → 水疱にや粘膜の排出物(浸出液など)に接触する。
潜伏期間は10~21日間です。
★症状
発疹が出現する1~2週間前に軽度の発熱や倦怠感がみられます。
その後、①頭皮や口の中を含む身体のあらゆる場所に数mmの紅斑が出現し、②水疱となります。③水疱は3~4日で乾燥しカサブタになります。
発疹が出現してから1~2週間の間は①~③の経過を繰り返すため、症状が混在してみられるのが特徴で、かゆみを伴います。
また、リンパ節の膨張がみられることもあります。
白血病や糖尿病など、基礎疾患がある場合などは全身状態が強く出ることがありますが、ワクチン接種することで軽い症状で抑えられることがほとんどです。
★治療方法
かゆみや皮疹に対して抗ヒスタミンの飲み薬や塗り薬を処方します。
掻いてしまい二次感染を起こしている場合は、抗生物質を処方します。
患者様によって様々な症状が現れるため、医師の診断のもと症状に合わせた治療を行っていきます。
📝水痘は学校保健安全法の第二種に規定され、全ての発疹がカサブタになるまで出席停止です❢
登園・登校時には治癒証明書等の提出が必要になる場合があります。
保育園や学校にご確認下さい。
水痘はうつる病気です😩
疑わしい症状がある場合は、お早めにご受診下さいね(*^^*)
水いぼについて~②治療と日常生活で気を付けたいこと~
こんにちは(*^-^*)
朝晩の気温差が激しくなってきましたが、体調は崩されていませんか?
今回は、前回に引き続き「水いぼの治療と日常生活で気を付けたいこと」についてご紹介致します。
🌷治療方法
専用のピンセットで1つ1つ摘除していきます。
チクっとした痛みを伴うこと、また「怖い」という印象を与えてしまいますと、今後の医療機関全般への受診に影響を及ぼす可能性があります。
そのため当院では、麻酔テープ(ペンレステープ)を使用し痛みを取り除きながら処置をします。
麻酔の効果が最大に発揮されるのは貼付してから60分後になります。
処置は予約制で行っており、予約時間の1時間前に自宅で貼っていただきご来院下さい。
摘除後は少量の出血を伴うため、当日の入浴はシャワーのみとなります。
自宅では絆創膏を貼ったり、お薬を塗ったりする必要はありませんが、保湿剤は継続して塗りましょう。
🌟水いぼの予約方法ついての詳細は、こちらをご覧くださいね♬
http://www.sss-clinic.com/blog/1786.html
🌷日常生活で気を付けたいこと
・水いぼがあっても保育園や幼稚園、学校を休む必要はありません。
・プールの水ではうつらないため、入っても構いません。
しかし皮膚やビート版などの物の接触でうつる可能性があるため、注意が必要です❢
水着やタオルの共用はしないようにし、プール後はシャワーで洗い流しましょう。
水着で覆われていない所の水いぼは、ラッシュガードの着用や防水絆創膏を貼るなど周りのお子様にも配慮しましょう。
保育園や幼稚園、学校によってルールがある場合がありますのでご確認ください。
・衣類やタオルなどを共用しないようにしましょう。
洗濯は一緒にしても構いません。
🌟2週にわたって水いぼについてご紹介致しました❢
夏本番前に早めに摘除し、楽しい夏を過ごしましょうね😄🍧
水いぼについて~①水いぼってなに?~
こんにちは!
6月に入り、そろそろプールの季節になってきましたね(*^^*)
今回は夏季に流行する「水いぼ」について、2回に分けてご紹介してまいります。
🌊水いぼとは?
伝染性軟属腫ウイルスによる皮膚の感染症です。
プール等の直接肌が触れ合う場所で感染しやすく、特に皮膚が薄くバリア機能が弱い乳幼児から小学校低学年のお子様に多く見られます。
🌊症状
見た目は1〜5mm程の水っぽい光沢のあるドーム状の白い塊です。
痛みや痒みの症状はほぼなく、半年から1~2年ほどかけて自然治癒することもあります。
しかしその間に増えたり、大きくなることで痒みが生じ掻き広げてしまう恐れがあります。
特にアトピー性皮膚炎や乾燥肌等で肌のバリア機能が低下しているお子様は、水いぼになりやすい傾向があります。
🌟感染症のため、自身の他の皮膚に広がるだけでなく、お友達やご兄弟にもうつってしまいます(>_<)
放置しておくと、とびひになってしまったりと重症化してしまうこともあります。
保育園や幼稚園によっては、お友達とプールに入れなくなりますので早めに治療しましょう❢
次回は、「水いぼの治療法と日常で気を付けたい事」をご紹介致します♬
2019/06/03とびひってどんな病気?
急に暑い日が続いていますが、体調など崩されていないでしょうか?
本日はとびひ(伝染性膿痂疹)についてご説明します。
🌸とびひとは?
黄色ブドウ球菌、表皮ブドウ球菌、溶血性連鎖球菌などによる細菌感染症です。
接触によってうつり、火事の飛び火のようにあっと言う間に広がることから、“とびひ”といわれています。
🌸とびひの種類
【水疱型膿痂疹】
乳幼児・小児に、夏季に多い。
あせも・虫刺され・湿疹などをひっかいたり、転んでできた傷に二次感染を起してとびひになります。
とびひの多くはこのタイプで、黄色ブドウ球菌が原因です。
【痂疲型膿痂疹】
皮膚の一部に膿をもった水ぶくれ(膿疱)ができ、厚いかさぶたになります。
炎症が強く、リンパ節が腫れたり、発熱やのどの痛みを伴うこともあります。
溶血性連鎖球菌が原因で、炎症が強いのが特徴です。
🌸治療について
症状に合わせて異なりますが、原因となる細菌を抑える抗生物質の飲み薬・塗り薬で治療します。
かゆみが強く湿疹を伴っている場合は、痒みを抑える抗アレルギー薬やステロイドの塗り薬を使うこともあります。
🌸日常生活で心掛けること
・患部を掻いたり、いじったりしないようにしましょう。
・患部は泡立てた石鹸で洗い、皮膚を清潔に保ちましょう。
・兄弟間でタオルの共有はしないようにしましょう。
🌟とびひは患部をガーゼなどでしっかり覆うことで登園・登校は可能です。
※学校によっては、登園許可証が必要になる場合があります。
🌟とびひは人にうつります❢
早いうちに受診し、治療を始めましょうね(*^-^*)