ニキビ治療について
いつもご来院頂きありがとうございます!
本日はニキビ治療についてご紹介させて頂きます。
治療は大きく分けて内服治療、外用剤での治療の2パターン御座います☺
〈内服〉
・漢方薬
・ビタミン剤
・抗生剤 etc...
患者様の肌の状態、ニキビの種類によって様々な内服の提案をさせていただいております!
〈外用剤〉
・エピデュオゲル ・・・ピーリング剤が2種類含まれたお薬です。一番ニキビ薬の中では強いお薬になります。
・デュアック ・・・ピーリング剤と抗生剤が入ったお薬です。赤ニキビがお辛い方にはおススメです。
・ベピオ ・・・過酸化ベンゾイルというピーリングのお薬が単剤で入っています。少しマイルドですので副作用がつらい方におススメです。
・ディフェリンゲル・・・アダパレンというピーリング剤が入ったお薬です。他のニキビ薬があわなかった方にはおススメです。他のお薬に比べて、ピーリングの働きがマイルドな為肌荒れが怖い方にはおススメです。
※副作用:外用については副作用として使いはじめから2週間程度乾燥、赤み、ヒリヒリ感がでる方がございます。使用時お辛い方は遠慮なくご相談下さい。
本日取り上げた内容はほんの一部です。患者様に合わせたオーダーメイド治療を当院では行っております。是非来院されて下さい!!
2022/09/16
AGA(男性型)脱毛症の治療について
本日はAGA(男性型脱毛症)の治療薬であるフィナステリド、ザガーロについてご紹介します🌸
AGA(Androgenetic Alopecia)とは
日本語では男性型脱毛症といいます。思春期以降の男性に発症する脱毛症の一種です。AGAは特に成人男性が多く悩まされる脱毛症です。
・最近薄毛が気になる
・髪の抜ける量が前より増えた気がする
進行パターンは額の生え際や頭頂部の紙がどちらか一方または双方から薄くなっていくなど個人差があります。遺伝的・環境的要因で発症します。遺伝的・環境的要因で発症すると言われていますが、多くはいまだに特定されていません。
そんな中AGAの脱毛部位はDHT(ジヒドロテストステロン)が高濃度みられたという報告があります。DHTは男性ホルモンの一種であるテストステロンに5α還元酵素(5α-R)が結びつき、生成されたものです。
DHTは毛髪をつくる毛母細胞の働きを低下させる作用があります。そのためDHTが増加すると毛髪の成長サイクルが短くなり、長く太く成長する前に抜け落ちてしまうため細く短い毛が増えて薄毛が目立つようになります。
5α還元酵素には皮脂腺に多い1型と毛乳頭に多い2型があります。1型は側頭部や後頭部、2型は前頭部や頭頂部に多く発現します。
AGAはこめかみから頭頂部に向けて後退していく脱毛症なため、2型を抑制すると脱毛を抑える効果は高いです。しかし側頭部や後頭部にも脱毛症が見られた場合は1型も同時に治療すると効果はさらに高まります。
AGAに対して当院では内服薬治療を行っております。フィナステリドとデュタステリド、ザガーロというお薬をご用意しております。なお20歳未満での安全性・20歳以上の成人男性にのみにご案内しています。
フィナステリドは2型のみに作用し、デュタステリド・ザガーロは1型・2型療法に作用します。それぞれの有用性や副作用などはクリニックで医師と相談していくことをおすすめするためご来院お待ちしております。ご自身のお悩み、またはご家族やご友人でお悩みの方がいらっしゃればぜひクリニックへご相談ください🌟
2022/8/26更新
2022/08/26アトピー性皮膚炎の治療「デュピクセント」について
今までアトピー性皮膚炎の治療はステロイド治療が一般的でしたが、最近は注射で痒みの根本を抑える治療が開発されています💉
🍀本日ご紹介するのがこちら「デュピクセント」
2週間に1回皮下に注射する治療となります💉
🍀ステロイドとデュピクセントの違い
ステロイドは体内の炎症を抑えてくれる作用があるのに対し、デュピクセントは痒みの原因である物質を根本から抑えることが出来るお薬となっております。
今までの治療で十分な効果が得られない…
ずっと痒みがあり辛い…
など、悩まれている方は是非ご相談下さい😊
院長先生の診察日にご案内可能です🌼(月:午前/午後、火:午前、水:午前、木:午前、金:午前/午後)
2022/08/10
スタッフ一推しのプラセンタ注射について
本日はプラセンタについてご案内いたします☺
当院では美肌、アンチエイジング、疲労回復を目的としてプラセンタ注射をオススメしております!
プラセンタとは体内で母体と胎児を繋ぎ育てる胎盤からの抽出物で、タンパク質やアミノ酸など様々な栄養成分が含まれています。
効果としては
・肝疾患の改善 ・アミノ酸の補給
・皮膚の改善(美白、保湿、コラーゲンの生成)
・血行促進 ・抗酸化作用
・抗炎症作用 ・抗アレルギー作用 などがあります!
注射は主におしりや上腕に打つことが多いです!
※比較的お痛み少ない場所に打ちますので、ご安心してお任せください!
価格は下記の通りです!
1本 1,000円
2本 1,500円
3本 2,000円
※基本的に初めての方は1本からのスタートをオススメしておりますが、本数や注意事項等は来院の際にご相談させて頂いております
この機会に是非当院と一緒に美肌を目指しましょう!
2022/07/27帯状疱疹について
こんにちは千川さくら皮フ科でございます。
本日はお問い合わせの多い帯状疱疹についてご案内させて頂きます!
帯状疱疹とは。。
小児期に罹患した水痘もしくは水痘ワクチンで獲た水痘ウイルスが神経節に記憶され、それが免疫低下によって再び皮膚に帯状の紅斑となって現れる病気です。
人によって症状は異なりますが、チクチクとした痛みを伴う事もあり、治療後も神経麻痺などが残る可能性のある意外と怖い病気です。
原因としては、加齢・疲労・ストレスなどが主です。
皮膚症状がでたら3日以内に内服の治療をするのがベストです!
疑わしい症状などございましたら、ぜひ早めにご受診ください。
※特に50代以降の患者様が罹患の7割をしめており、加齢による発症が増えているのが現状です。また帯状疱疹になった方も何度も繰り返す場合がございます。是非ワクチンをご検討ください。
当院ではそのような方の為に、帯状疱疹の予防ワクチンを2種類ご用意しております。
〈シングリックス〉¥44,000
合計で2回打つワクチンです。10年間で97%の方が罹患しなかったという実績のあるワクチンです。
〈田辺の帯状疱疹ワクチン〉¥8,400
1回のみの注射。お手頃な価格でご案内可能です。効果は5年程度。
その他それぞれ特徴がございます。ご受診された際に詳しくご説明させていただきます!
2022/07/19高温多湿なこの時期は『水虫』にご注意下さい。
こんにちは。夏も本格的に暑くなる時期になりました。
この時期は高温多湿な環境を好む「水虫」にご注意下さい。
水虫とは…
白癬菌(カビの一種)が足裏の皮膚に増殖して起こる感染症で、高温多湿の梅雨~夏にかけてよく見られる疾患です。
水虫の方から剥がれた角質や鱗粉が手足に付くと、白癬菌が皮膚のバリア機能を溶かしながら角層に侵入。
正常な皮膚で1日、傷のある皮膚だと半日程で感染してしまいます。
足の指の皮が剥ける、足に小さい水膨れが出来る、かかとがガサガサする等の症状がみられたら、是非当院までお越しください。
ご家庭内に水虫の方がいる場合は、スリッパ・バスマット・タオルの共用は避け、足は洗浄し清潔に保ちましょう。
2022/07/12足の爪切り お気軽にご相談ください
保険内で爪切りができることはご存知でしょうか❓
当院では、爪切りが困難な方😭、巻き爪になりやすい方どんな方でも大歓迎です😲
患者様の大切なお爪を是非私たちにお任せください!
※料金は1割負担の方で60円ほどです!
皆様のご来院をスタッフ一同心よりお待ちしております。
2022/06/14アトピー性皮膚炎について
こんにちは🌼
例年に比べ、今年は寒い日が続いていますね😔
コートやマフラーがまだまだ手放せません❄
体調を崩さないよう、引き続き手洗いうがいで予防しましょう!
さて今回は「アトピー性皮膚炎」についてご紹介します。
🐇アトピー性皮膚炎とは?
アトピー性皮膚炎はアレルギー疾患のひとつです。
皮膚表面の角質層の異常にともなって、皮膚の乾燥とバリア機能の低下により、アレルゲンが簡単に侵入できる状態にあり、慢性に経過する炎症とかゆみを生じます。
🐇症状
痒みのある湿疹ができたり治ったりを繰り返すことが特徴的な症状です。
「赤み」、「赤いブツブツ」、「ジクジクと浸出液が出る」、「ボロボロ皮がむける」といった湿疹があらわれます。
長引くと皮膚が「硬くゴワゴワ」になっていきます。
痒みがあるため、掻きむしってしまうことによりさらにバリア機能が低下し、再び炎症を起こして湿疹を繰り返してしまうという悪循環に陥りやすいのも特徴です。
🐇原因
様々な要因が重なっていることが多い疾患です。
その要因には、肌のバリア機能が低下しているといった「体質的な要因」や、 アレルギー症状を引き起こす原因物質にどの程度さらされているか、
ちりやほこり、汗、細菌やカビなどの「環境的な要因」や、ストレスなどがあります。
要因は人によっても異なるため、同じ生活環境にいても発症する人や発症しない人がいます。
🐇治療
■ステロイド外用薬
皮膚炎の部位や炎症の強さに応じ、ステロイドの種類を調節します。
■プロトピック軟膏
プロトピックは中等度のステロイドと同等の効果があり、長期使用でもステロイドのような副作用が起こりにくいのが特徴です。
特に、顔と首の皮膚炎に適しています。
■内服薬
かゆみに合わせて抗ヒスタミン薬、抗アレルギー薬などを服用します。
■デュピクセント(注射)
従来の治療方法を一定期間投与しても十分な効果が得られない、15歳以上の重度アトピー性皮膚炎の方が対象です。
2018年に世界で初めて開発された生物学的製剤であり、一筋の光が差し込む画期的な治療薬といわれています。
当院でも多くの患者様が使用されており、治療経過によっては従来の内服薬や外用薬の減薬が期待できます。
そのため煩わしい悩みから解放され、日常生活の質が上がったと仰る方が大変多くいらっしゃいます。
佐川院長が導入しておりますので、ご興味のある方はスタッフまでご相談ください😌
🌟自宅で取り組めること
毎日の継続したスキンケアと、 必要な量の薬をしっかり塗ることです。
良くなったところで薬を止めたり、少し悪くなったと市販薬を使用すると、なかなか良くならず長引いたりシミのように痕になります。
気になる方はお早めに皮膚科をご受診ください🥰
ウイルス性のイボについて
こんにちは😊
1月に入りまだまだ厳しい寒さが続いていますね⛄
暖かい春の兆しが待ち遠しいです🌸
今回は、顔や手足によくできる「ウイル性のイボ」についてご説明します。
🍊ウイルス性のイボとは?
ウイルス性のイボは医学的に「疣贅(ゆうぜい)」と言います。
原因はヒトパピローマウイルスというウイルスによる感染です。
皮膚表面できた小さな傷から感染し、イボが形成されます。
人への感染力はさほど強くないため、入浴やプールを控える必要はありません。
🍊イボの種類
【尋常性疣贅】
手足に多く見られ、硬い角化型のイボができます
【扁平疣贅】
顔によくできるイボで、表面は平らです。
周囲と同じ色や、褐色、赤色になる場合もあります。
【尖圭コンジローマ】
外陰部や肛門部に多発し、性感染症として発症することがほとんどです。
🍊症状
通常痛みや痒みといった自覚症状は特にありません。
症状が多くみられるのは手足で、数ミリから1センチの小さな盛り上がりが見られます。
放置をすると、茶褐色の斑点(点状出血)がみられるようになります。
ひとつだけでポツンとできる場合や、放置することで感染が広がり多発する場合もあります。
ウイルス性のため、全身にできる可能性があります。
🍊治療
液体窒素を用いた冷凍凝固法が用いられます。
-196度の非常に冷たい液体をイボに当てます。
液体窒素を当てると低温やけどをした状態になり、皮膚の代謝を待ちながらいずれカサブタとなり、剥がれ落ちます。
一回の治療でイボが取れることはなく1週間から2週間に一度この処置を行い、しっかり取れるまで繰り返します。
治療期間は個人差があり、数週間から、数ヶ月~年単位で長期に渡る場合があります。
そのため根気強い治療が必要です。
🌟しばらく放置をして大きくなっていたり、何個も多発していると、完治までにその分時間と回数がかかる為、早期受診をすすめます。
多発している場合は、『ヨクイニン』という皮膚の代謝を促すハトムギ由来の漢方を処方します。
🍊日常生活
✅イボを触った手で傷などを触らないようにしましょう。
✅自宅で市販薬を使用したり、自分で処置を行ってしまうと悪化します。
本来の処置ができない場合がありますので控えましょう。
✅ウイルス性のため放っといても治ることはなく、多発したり大きくなってしまうので早めに受診しましょう。
🌟イボはタコやウオノメと間違えられやすく、放置しておくと広がります。
気になる症状がある方は気軽にご相談ください。
口唇ヘルペスについて
こんにちは😊
寒さの厳しい日々が続いていますね❄
本日は、「口唇ヘルペス」についてご紹介致します。
⛄口唇ヘルペスとは
くちびるやその周りにピリピリ、チクチクするような違和感やかゆみが生じた後、軽い痛みを伴う水ぶくれができる病気です。
疲れた時や発熱時など免疫が低下している時に症状が出ます。
症状の出る頻度は数年に1回という方から1年に数回出るという方までさまざまです。
初めて症状が出る時には、水ぶくれが沢山できることがあります。
⛄原因
「単純ヘルペスウイルス」というウイルスに感染することで発症します。
症状が出ている人の水ぶくれ、唾液、涙液などに接触することで感染します。
特に、水ぶくれの中にはウイルスが沢山存在するため注意が必要です。
また、ウイルスが付着したタオルやコップなどの物を介して感染することもあります。
症状が出ていなくても、唾液などにウイルスが含まれていることがあります。
この時にキスやほおずりをすると、うつる可能性があります。
⛄なぜ再発するの?
単純ヘルペスウイルスは一度感染すると、生涯にわたって神経に潜伏します。
健康な時は、潜伏しているウイルスは免疫によって抑えられ活動できないため症状は出ません。
しかし、発熱、疲労、ストレス、強い紫外線、外傷などの刺激により免疫が低下し、ウイルスが活動し始めると症状が出てきます。
⛄治療
ウイルスの増殖を抑える抗ヘルペスウイルス薬の飲み薬や塗り薬を処方します。
このお薬はウイルスが増殖している時に効果を発揮しますので、症状が出たらできるだけ早く使い始めることが重要です。
お薬を使用することで症状が軽減し、治癒までの期間を短くすることができます。
お薬使用しても2日ほどは症状が悪化することがありますが、自己判断でお薬の服用方法を変えたりせず、医師の指示通りに服用しましょう。
📝口唇やその周りにピリピリ、チクチクするような違和感が出てきたら、早い段階ですぐに治療を始められるように、あらかじめ飲み薬をお渡しできる場合があります。
再発を何度も繰り返す方は、医師に相談してみましょう。
⛄日常生活での注意点
・栄養のバランスがとれた食事と十分な睡眠、適度な運動により、疲れやストレスを溜めないようにしましょう。
・かさぶたは取らないようにしましょう。
・人にうつさないように、水ぶくれに触れたら、石けんを使って手を綺麗に洗いましょう。
・タオルやコップは共用しないようにしましょう。
・小さなお子様はウイルスに感染すると重い症状を起こす恐れがあります。できるだけ接触は避けましょう。
・患部を清潔に保つため、石けんや洗顔料をよく泡立て、優しく洗いましょう。
🌟症状が出たら、できるだけ早くお薬で症状を抑えることが大切です!
唇やその周囲に違和感が出てきた際には、お早めに皮膚科をご受診下さい😌