口唇ヘルペスについて
こんにちは😊
寒さの厳しい日々が続いていますね❄
本日は、「口唇ヘルペス」についてご紹介致します。
⛄口唇ヘルペスとは
くちびるやその周りにピリピリ、チクチクするような違和感やかゆみが生じた後、軽い痛みを伴う水ぶくれができる病気です。
疲れた時や発熱時など免疫が低下している時に症状が出ます。
症状の出る頻度は数年に1回という方から1年に数回出るという方までさまざまです。
初めて症状が出る時には、水ぶくれが沢山できることがあります。
⛄原因
「単純ヘルペスウイルス」というウイルスに感染することで発症します。
症状が出ている人の水ぶくれ、唾液、涙液などに接触することで感染します。
特に、水ぶくれの中にはウイルスが沢山存在するため注意が必要です。
また、ウイルスが付着したタオルやコップなどの物を介して感染することもあります。
症状が出ていなくても、唾液などにウイルスが含まれていることがあります。
この時にキスやほおずりをすると、うつる可能性があります。
⛄なぜ再発するの?
単純ヘルペスウイルスは一度感染すると、生涯にわたって神経に潜伏します。
健康な時は、潜伏しているウイルスは免疫によって抑えられ活動できないため症状は出ません。
しかし、発熱、疲労、ストレス、強い紫外線、外傷などの刺激により免疫が低下し、ウイルスが活動し始めると症状が出てきます。
⛄治療
ウイルスの増殖を抑える抗ヘルペスウイルス薬の飲み薬や塗り薬を処方します。
このお薬はウイルスが増殖している時に効果を発揮しますので、症状が出たらできるだけ早く使い始めることが重要です。
お薬を使用することで症状が軽減し、治癒までの期間を短くすることができます。
お薬使用しても2日ほどは症状が悪化することがありますが、自己判断でお薬の服用方法を変えたりせず、医師の指示通りに服用しましょう。
📝口唇やその周りにピリピリ、チクチクするような違和感が出てきたら、早い段階ですぐに治療を始められるように、あらかじめ飲み薬をお渡しできる場合があります。
再発を何度も繰り返す方は、医師に相談してみましょう。
⛄日常生活での注意点
・栄養のバランスがとれた食事と十分な睡眠、適度な運動により、疲れやストレスを溜めないようにしましょう。
・かさぶたは取らないようにしましょう。
・人にうつさないように、水ぶくれに触れたら、石けんを使って手を綺麗に洗いましょう。
・タオルやコップは共用しないようにしましょう。
・小さなお子様はウイルスに感染すると重い症状を起こす恐れがあります。できるだけ接触は避けましょう。
・患部を清潔に保つため、石けんや洗顔料をよく泡立て、優しく洗いましょう。
🌟症状が出たら、できるだけ早くお薬で症状を抑えることが大切です!
唇やその周囲に違和感が出てきた際には、お早めに皮膚科をご受診下さい😌
ジベルばら色粃糠疹について
明けましておめでとうございます🎍
本年もよろしくお願い致します。
本日は「ジベルばら色粃糠疹(じべるばらいろひこうしん)」についてご紹介致します。
❄ジベルばら色粃糠疹とは?
背中やお腹を中心にクリスマスツリーのように見える赤い皮疹が出現する疾患です。
どの年齢層でも発症することがありますが、特に10~30歳の若い方に多い病気です 。
また夏より冬に多く発症すると言われています。
原因は「何らかのウイルス感染による二次的な反応」と考えられていますが、詳しいことは不明です。
🌟他の方に感染することはないため、登校や出勤への制限はございません。
❄症状
最初に出る症状はヘラルドパッチと呼ばれ、2cm~3cmの楕円形で周りがかさかさした皮疹が出ます。
ヘラルドパッチが出てから1~2週間で、より小さい紅斑が身体・手足に多発します。
背部などではクリスマスツリー様の配列がみられるのが特徴的です。
皮疹以外の症状はないことも多く、1~2か月ほどの経過で痕を残すことなく消失します。
❄治療
1~2か月で自然治癒する為、治療は対症療法になります。
痒みの症状が強い場合は、内服薬や外用薬を処方します。
類似の皮膚症状を引き起こす病気と区別する必要があることもあるため、皮膚科を受診することが大切です。
気になるご症状がある方は、お早めに受診しましょう😊
2022/01/17冬が勝負!足の水虫について👣
こんにちは⛄
今年も残すところわずかとなりましたね。
年末年始に向けて慌ただしい日々をお過ごしかと思いますが、体調を崩さぬようお気を付けください😌
さて今回は、「足・爪白癬」についてご紹介致します。
足白癬は完治までに最短3か月、爪白癬は半年~1年かかります。
今から治療を始めると、来年の夏には綺麗な足でサンダルが履けますよ😊
❄足・爪白癬とは
「足白癬」とは、一般的に「水虫」と呼ばれているものです。
白癬菌というカビ菌の一種が皮膚に寄生して起こる感染症です。
「爪白癬」とは、白癬菌が爪の内部に入り込んだもので、爪の色が白く濁ったり、黄褐色に変色します。
足白癬を長らく放置することにより爪に感染し、発症するケースが多いです。
❄症状
【足白癬】
・趾間型
・小水疱型
・角質増殖型
趾間型、小水疱型の2型は痒くてジュクジュクする症状があります。
【爪白癬】
・角質増殖型
痒みや痛みなどの自覚症状がほとんどありません。
白癬菌が感染した爪は白く濁った状態に変化します。
進行すると爪が厚く変形したり、もろく崩れやすい状態になります。
❄原因
「足白癬」はソックス・靴等で足が高温多湿の状態でいることが要因の一つです。
「爪白癬」は足白癬を放置した結果、患う場合がほとんどです。
足白癬の再発を繰り返した場合など白癬菌が爪の中に入りこんで爪白癬を引き起こします。
また小さいお子様の「足・爪白癬」は大半が家族からの感染です。
❄治療
当院では顕微鏡検査を行い、状態に応じて外用剤や内服薬を処方します。
予防として、足の指の間もしっかりと洗い常に清潔にしていることが大切です。
🌟放置した場合、ご家族への感染のリスクがあります。
気になる方はお早めにクリニックにてご受診ください🌼
マスクかぶれについて
こんにちは😊
早いもので2021年も終盤に差し掛かり、日増しに寒さが身に染みるようになってきましたね❄
今年もコロナウイルスの影響でマスクが手放せない一年でした。
今回は、そんなマスクによる「マスクかぶれ」についてご紹介致します😌
⛄マスクによる肌トラブルの原因
【摩擦】
毎日長時間マスクを着用していたり着脱を繰り返すと、マスクの線維と肌がこすれ合い、肌の表面の角層が削り取られます。
肌を刺激から守る「バリア機能」が低下し、その結果肌荒れを繰り返します。
【蒸れ】
口や鼻から出る吐息がこもるマスクの中は、湿度が高く、細菌が増殖しやすくなります。
そのため、ニキビや汗疹などを引き起こします。
【乾燥】
マスクを外すと中の湿気が一気に蒸散され、肌の水分を一気に奪われてしまい、乾燥した状態になります。
その結果バリア機能が低下し、刺激を受けやすい状態となります。
【アレルギー】
マスクには様々な素材があり、その素材に対するアレルギーでかぶれてしまったり、繰り返し使えるマスクは洗濯時の洗剤で荒れてしまう場合もあります。
⛄症状
摩擦、乾燥による顔や耳のかぶれやヒリヒリとした症状が出ます。
また蒸れによってニキビや、汗をかく季節は汗疹といった症状が出ます。
⛄治療
かぶれがある場合は、ステロイドの外用薬や痒みを抑える内服薬を処方します。
ニキビにはニキビ用の外用薬や内服薬を処方します。
乾燥を伴う場合は、保湿剤を処方します。
⛄対策
✅マスクの選定
肌とマスクの摩擦が起こりにくいように、自分の顔のサイズにあったマスクを選んだり、肌にあう素材の物を選ぶようにしましょう。
✅マスクは清潔に保つ
使い捨てのマスクは使いまわさずに毎日交換しましょう。
また汗をかくと蒸れやすくなるため、その都度替えるようにしましょう。
洗って使えるタイプは、洗剤が残らないようにしっかり洗濯し清潔に保ちましょう。
✅丁寧な洗顔とスキンケア
マスクをしていると隠れるといった理由でスキンケアを疎かにせず、しっかり泡立てた洗顔料で優しく洗い流し丁寧にスキンケアを行うようにしましょう。
🌟しっかり対策をしていても、肌荒れを起こしてしまう場合もあります😖
症状が悪化する前に、お早めにご受診下さい🎄
円形脱毛症について
こんにちは😊
気温も低くなり、本格的な冬が近づいてきましたね☕
今回は、「円形脱毛症」についてご紹介致します。
🍂円形脱毛症とは
突然、コインのような円形型の脱毛が起こる病気です。
頭や顔のほかに身体の様々な部分に起こることもあります。
子どもから大人まで、年齢、性別にかかわらず発症します。
眉毛やまつ毛も含めて、毛の生えているところはすべて発症する可能性があります。
🍂原因
詳しい原因はまだわかっていませんが、発症しやすい体質にいくつかの原因が引き金となって発症すると考えられています。
【自己免疫異常】免疫異常により毛を作り出す毛球部が異物と間違えられてリンパ球によって攻撃されてしまい、毛根が傷んで脱毛が起こると考えられています。
【遺伝】遺伝的要因もありますが、親子間の遺伝で発症する率は10%程度といわれていて、親子で必ず発症するわけではありません。
しかし、予防するのも難しいと言われています。
【アトピー素因】円形脱毛症の患者様にはアトピー素因(気管支喘息、アトピー性皮膚炎、アレルギー性鼻炎)を持っている方やそのご家族が多い傾向があります。
【ウイルス】風邪やインフルエンザなどのウイルス感染が脱毛の誘因となることがあります。
【ストレス】円形脱毛症=ストレスというイメージがあるかもしれませんが、直接的な関連は分かっていません。
🍂症状
症状により、5つのタイプに分類されます。
《単発型》最も多く見られる症状で、円形の脱毛が1か所できるタイプ
《多発型》脱毛斑が2か所以上できるタイプ
《蛇行型》後頭部、側頭部の髪の生え際が帯状に抜けるタイプ
《全頭型》頭部全体の毛が抜けるタイプ
《汎発型》頭部だけでなく、眉毛、脇毛、全身の毛が抜けるタイプ
🍂治療
・局所の血管拡張作用や発毛促進作用のある塗り薬や、ステロイドの塗り薬を処方します。
・ステロイドの外用療法が効かない場合には、ステロイドの内服薬を処方します。
アトピー素因を持つ患者様の場合は、アレルギーを抑える抗ヒスタミン薬を併用することもあります。
・液体窒素を用いて脱毛斑に刺激を加えることで、発毛を促します。
液体窒素は、1~2週間に1回処置を行います。
🍂日常生活でのケア
*規則正しい生活習慣を心がけましょう
・軽度の運動や入浴で血行促進。
・髪の毛を作り出す毛母細胞は、夜22~2時頃に活動するといわれています。
この時間帯の睡眠をしっかり取りましょう。
・アルコールや喫煙は髪の毛の成長を妨げる血行不良、栄養不足の要因となることがあるため、できるだけ控えましょう。
*適切なヘアケアを行いましょう
頭皮を清潔に保つようにし、洗髪後は髪と地肌をしっかり乾かしましょう。
*バランスの良い食事を心掛けましょう
「タンパク質」、「ビタミン類」、「ミネラル」、「食物繊維」は、髪の毛のもとを作り、血行・代謝をアップして健康な髪を育てます。
🌟円形脱毛症は、再発のリスクもある病気です😖
気になる症状がある場合は、お早めに皮膚科を受診し、適切な治療を受けましょう。
寒い時期に増える皮脂欠乏性湿疹について
12月に入り、日が落ちるのが早くなりましたね🧶
今日は、乾燥の季節に増える「皮脂欠乏性湿疹」についてご紹介致します。
🌸症状
皮膚の表面の脂が減少することにより、皮膚の水分が減少した状態を皮脂欠乏症といいます。
その後皮膚は乾燥し、粉がふいた状態が目立ってきます。
次第に赤みや痒みが強くなり症状が悪化した状態を「皮脂欠乏性湿疹」といいます。
ひざ下や腕・脇腹や背中などに症状が出やすいのが特徴です。
🌸原因
・秋から冬にかけて空気が乾燥する。
・体の洗いすぎや冷暖房によって、肌や空気が乾燥する。
・潤いを保つために必要な物質が年齢に伴って減少する。
・アトピー性皮膚炎などの乾燥を伴う皮膚疾患。
🌸治療
湿疹があって痒みがある場合は、ステロイドの塗り薬で治療します。
痒みが強い場合や症状によっては、抗アレルギー薬や抗ヒスタミン薬の飲み薬なども処方します。
痒みがなく、皮膚の乾燥が強い場合には保湿剤で経過をみます。
🌸日常生活について
・処方された塗り薬や飲み薬は正しく使いましょう。
・部屋の湿度を保ち、乾燥に注意しましょう
・肌着などは刺激が少ないものを選びましょう。
・ナイロンタオルなどでゴシゴシ洗わないようにしましょう。
・ボディクリームや保湿剤をこまめに塗りましょう。
・掻くと症状がひどくなるため、なるべく掻かないように気を付けましょう。
・体が温まると痒みがひどくなるため、アルコールや辛い物等は控えましょう。
🌟早めに治療すると症状が悪化しにくくなります♪
少しでも気になる症状がございましたら、お早めにご来院ください😄
爪囲炎について💅
こんにちは🍂
いよいよ12月も間近です😊
冬本番の寒さになり、コートやマフラーが手放せなくなりますね❄
さて今回は、「爪囲炎」についてご説明致します。
🐇爪囲炎とは?
細菌やウイルスによる感染症の一つで、手や足の指先が感染を起こし、爪の周囲の痛みを伴います。
爪が周囲の皮膚に刺さるような状態にある場合、化膿菌が進入して発生し、爪の根もとに向かって化膿が進んでいきます。
🐇症状
爪の周囲の発赤、腫れがあり、ズキズキする痛みで眠れないこともあります。
また症状が進行すると指先の腹側まで化膿し、「ひょう疽」という状態になります。
🐇原因
・ささくれ(さかむけ)
・深爪、陥入爪
・マニキュア
・爪を噛む
細菌が感染しやすい状況となり、爪囲炎を引き起こしやすくなります。
🐇治療
当院では症状に合わせて、抗生剤の飲み薬や、塗り薬を処方します。
また痛みが強い場合は、痛み止めを処方します。
膿がたまっている場合は、排膿の処置や、爪が食い込んでいる場合は、爪の一部を切除する処置を行います。
🌟爪を深く切りすぎないよう注意したり、サイズの合った靴を履くだけでも爪囲炎対策になります😌
気になる方はお早めにクリニックにてご受診ください♪
2021/11/29しもやけ(凍瘡)について
こんにちは😊
11月も終盤に差し掛かり、朝晩冷え込む季節になりました🤧
今回は、そんな寒暖差が激しい時期に起こりやすい「しもやけ(凍瘡)」についてご紹介致します。
🍂原因
しもやけは、寒さの厳しい真冬よりも、昼夜の気温差が激しい冬の初めや春先に起こりやすい疾患です。
一日の平均気温が5℃前後の日や、気温差が10℃前後という環境で発症しやすくなります。
「寒い」と「暖かい」の刺激が何度も繰り返され、血管の収縮や拡張が繰り返されることで血液の循環に障害が起こります。
血流が悪くなりやすい、手足の末端や耳たぶ、頬、鼻先などに多く発症します。
🍂症状
手足、耳たぶ、鼻、頬など冷たい空気にあたりやすい場所や、冷えやすい体の末端に起こりやすいと言われています。
しもやけには、大きく2つのタイプがあります。
【樽木型(たるきがた)】
患部が赤紫色に腫れあがるタイプで、子供によくみられます。
【多型紅斑型(たけいこうはんがた)】
患部に赤い発疹や、水ぶくれがたくさんできるタイプで、大人によくみられます。
🌟どのタイプでも「痛痒さ」を伴い、症状が強い場合はむくみや水ぶくれ、進行すると潰瘍になったりする場合もあります。
🍂治療
血行や痒みを改善する飲み薬や塗り薬、場合によっては体を温める漢方薬を処方します。
また、温めながらマッサージをすることで血行が改善されます。
🍂日常生活
・寒い日はしっかり防寒しましょう⛄
→手袋やマフラー、マスク、耳当て、靴下、カイロなど。
・皮膚を濡れたままにしないようにしましょう。
→濡れた靴下や手袋は、手足の冷えの原因になります。
・温かい食事を取り、入浴する事で体を内側から温めましょう🍚🍲🥢
🌟これからさらに朝晩の冷え込み、昼夜の温度差が激しくなります。
しもやけが悪化する前に、いつでもご相談下さい😌
低温やけどについて
こんにちは😊
紅葉が綺麗な季節になりましたね🍁
今回は、「低温やけど」についてご紹介致します。
🍃原因
通常ではしないような、44℃~50℃程度の温度で起こる熱傷のことを「低温やけど」と言います。
カイロや湯たんぽ、ホットカーペット、電気毛布などの低温の熱源に長時間肌に触れることで起こります。
症状が見た目には分かりにくかったり、痛みを感じづらいことがあるため、軽傷と勘違いしてしまいがちです。
体の不自由な方や、高齢者、小さなお子様などに起こりやすいです。
🍃症状
皮膚がどの程度損傷しているかによって、1~3度までの症状に分けられます。
【1度】ヒリヒリとした痛みと、うっすらとした赤みが生じます。
【浅達性2度】I度に比べてはっきりと紅斑や浮腫が見られ、損傷を受けてから24時間以内に、紅色の水疱ができます。
痛みを伴います。完治には2~3週間かかります。
【深達性2度】真皮の深くまで損傷を受けると、浅達性2度熱傷のときとは違い、白濁色の水疱ができます。
また知覚が鈍くなるため、痛みを感じることもほとんどありません。
完治までには3~4週間かかりますが、水疱が破れて潰瘍化したり、さらに悪化して3度熱傷に移行したりすることもあります。
【3度】患部表面が壊死した組織に覆われ、皮膚は白色または黄褐色、黒色になります。
知覚はまったく機能しなくなり、痛みを感じることはありません。
🍃応急処置
*流水で冷やす
まずは清潔な流水で10~30分程度冷やしましょう。
衣服を無理に脱がす必要はありません。
脱がせない場合は、衣服の上から流水をかけましょう。
*水疱は破らない
水疱になった場合は、潰さないようにしましょう。
雑菌が入ってしまい悪化する可能性があります。
🍃治療
炎症を抑えるステロイドの軟膏や傷の治りを促進する塗り薬が処方されます。
症状によっては、痛み止めや抗生剤の飲み薬を処方します。
🌟低温やけどは、受傷直後はほとんど変化がなく、1~2週間後に痛みや見た目の変化が起こることもあります。
少しでも皮膚に症状がみられた際には、お早めに皮膚科へご受診下さい😌
手湿疹が増えてきました👐
みなさんこんにちは😊
少しずつ寒くなり手もカサカサしてくる季節になりましたね🍂
本日は冬場に増える「手湿疹」についてご紹介致します。
🍁原因
水や洗剤、紙に触れる機会が多いと手指の皮膚表面の皮脂膜が減少・消失し、皮膚のバリア機能が低下します。
そこに様々な刺激を受けることで、湿疹を生じます。
また、発症・増悪にアトピー性皮膚炎が関与する場合もあります。
🍁症状
症状には手指・手の平に乾燥と痒みを伴う湿疹が伴います。
表皮が剥けたり薄くなったりすることで、ヒビ割れやアカギレを伴う場合も多くなります。
慢性的になると手がごわごわし、苔癬化することもあります。
🌟水虫が疑われる場合には、皮膚の一部を採取して検査致します。
🍁手湿疹と間違えやすい皮膚疾患
症状が手湿疹と似ているため間違われやすい皮膚疾患として、以下のものが挙げられます。
汗疱・掌蹠膿疱症・手白癬・手カンジダ症・アレルギー性接触皮膚炎などがあります。
🍁治療
皮膚にうるおいを与える保湿剤や、尿素のクリームなどを処方します。
痒みや湿疹などがある場合にはステロイドの塗り薬や、かゆみ止めの飲み薬が出ます。
🌟手は刺激が多く、薬も取れやすいので、こまめに塗り直しましょう。
🍁日常生活で心掛けること
・水仕事で洗剤を使用する際は直接洗剤に触れないように、ビニール手袋やゴム手袋等を使用しましょう。
・何度も手を洗うと症状が悪化しやすい為、手の洗い過ぎには注意しましょう。
・寝る前に、塗り薬を塗った後、綿の手袋を着用すると薬の効果が高まります。(当院でご購入可能です)
・再燃、再発を予防するために、治ったあとも皮膚のバリア機能を助ける保湿剤を継続しましょう。
🌟手湿疹は悪化すると治りにくくなるため、早めに治療を開始することが大切です。
気になる症状がございましたら、お早めにお越しください😄