皮脂欠乏性湿疹について
1月に入り寒さが厳しくなってきましたね⛄
本日は、寒い季節に多い「皮脂欠乏性湿疹」についてご紹介致します。
🌸症状
皮膚の表面の脂が減少することにより、皮膚の水分が減少した状態を皮脂欠乏症といいます。
その後皮膚は乾燥し、粉がふいた状態が目立っていきます。
次第に赤みや痒みが強くなり症状が悪化した状態を「皮脂欠乏性湿疹」といいます。
ひざ下や腕・脇腹や背中などに症状が出やすいのが特徴です。
🌸原因
・秋から冬にかけて空気が乾燥しやすいため
・体の洗いすぎや冷暖房によって肌や空気が乾燥するため
・潤いを保つために必要な物質が年齢に伴って減少するため
🌸治療
湿疹があって痒みがある場合は、ステロイドの塗り薬で治療します。
痒みが強い場合や、症状によっては抗アレルギー薬や抗ヒスタミン薬の飲み薬なども処方します。
痒みがなく、皮膚の乾燥が強い場合には、保湿剤で経過をみます。
🌸日常生活について
・加湿器などで適度な湿度を保ちましょう。
(冬は室温18℃~22℃、湿度は55%~65%が快適です😊)
・肌着などは刺激が少ない綿を選びましょう。
・ナイロンタオルなどでゴシゴシ洗わないようにしましょう。
・アルコールや香辛料を摂取すると痒みが増しやすくなるためなるべく控えましょう。
・ボディクリームや保湿剤をこまめに塗りましょう。
🌟早めに治療すると症状が悪化しにくくなります♪
少しでも気になる症状がございましたら、お早めにご来院ください😄