顔に白いプツプツ?稗粒腫(ひりゅうしゅ・はいりゅうしゅ)について
こんにちは😊
9月に入りだんだんと涼しく、過ごしやすい秋の兆しを感じられるようになりました🍁
今回は、顔によくできる白く小さなブツブツ「稗粒腫(ひりゅうしゅ・はいりゅうしゅ)」についてご説明致します。
🍠稗粒腫とは?
・主に目の周りに生じる白いプツプツのことを指します。
・角層が皮膚の中にたまって、袋状になり稗粒腫ができます。
・痒み、痛みは特にありません。
・直径1~2ミリの大きさです。
🍠原因
生まれつきできる原発性と大人になってからできる続発性のものがあります。
【原発性】はっきりとした原因は分かっていません。
【続発性】外傷(切り傷・擦り傷)が加わり、その後稗粒腫ができます。
また、ターンオーバー(皮膚の代謝)が上手く行われず角質が皮膚の中にたまり起こると言われています。
✎老若男女問わず、加齢に伴ってできたり、お子様でもできます。
🍠症状
・痒みや痛みなどの自覚症状はなく、見た目や触れた質感として気にされる方が多いです。
・悪性になったり、人に感染させることはありません。
・白いニキビと間違えられることも多い症状です。
🍠治療
放置しておいても特に問題はありませんが、放置して治ったり、飲み薬や塗り薬で治ることもありません。
当院では小さな突起部に注射針で小さな穴をあけ、ピンセットで中にたまった角質を押し出します。
少量の出血はありますが化膿しないように軟膏を塗り、そのあと絆創膏を貼ります。
保険適応の処置です。
🍠日常生活
・顔をごしごし擦らないようにしましょう。
・規則正しい生活を心掛けましょう。
・夏冬関係なく、日焼けに気を付けましょう。
🌟稗粒腫は放置しても問題はありませんが、外見を気にされ摘除を希望される方がたくさんいらっしゃいます!
痛みはほとんどなく、気軽にできる処置です♪
いつでも気軽にご相談下さい😌